痔になる8つの原因!こんなことでも痔になる

痔が治ってスッキリした女性痔は肛門および、その周辺の病気で日本人の3人に1人は痔に悩んだことがあるほど一般的なよくある症状です。

痔ができる原因のほとんどが肛門周辺の血流の障害により静脈内に血液がたまってしまう(うっ血状態)ことです。

痔の治療は、お尻にかかわるのでやはり医者にかかるのは恥ずかしいという人が多く、痔が悪化してどうしようもなくなってから我慢できずに診察をしてもらったときには外科手術でしか治らないというほど悪化してしまっていたということも多くあります。

以前は痔といえば手術でとるということが一般的でしたが、最近の痔の治療法としてはなるべく外科的な手術をしない方法が多くなり、レーザー療法や手術をしないで治すという方針に変わってきています。




痔の種類

イボ痔

イボ痔の画像
患者数が最も多く半数以上がこのタイプです。 肛門周辺の静脈の血液の流れが悪くなり、イボのように腫れるのが特徴です。 徐々に痛みはじめ、イボの部分が破れて出血することもあります。

イボ痔には、内痔核と外痔核があり、内痔核は消化管の内側にできる痔です。この辺りの部位は神経が通っていないため痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、放置しているとある日突然、ドバっと大量の血が出ることがあり、そこで気が付くという人もいます。外痔核は、排便時の負荷などの影響によって皮膚表面にイボ状の腫れができます。

この外側の部位には神経が通っているので痛みを感じます。外痔核をそのまま放置すると激しい痛みで座ることも、歩くことも、排便することも苦痛を伴うようになってしまいます。

切れ痔

裂肛(きれ痔)の画像
排便によってお尻の粘膜が切れてしまう症状です。 便秘などによる固い便や下痢などで肛門に負担がかかることで起きることが多くいのですが、肛門の筋肉が固くなっていたり、肛門自体が狭くなっていたりすることで切れ痔になることもあります。

出血や痛みを伴うので、排便を我慢しがちになり、便秘になることがあります。それがさらに便を硬くして切れ痔を悪化させることになります。

切れ痔は排便のたびに肛門を傷つけるので傷がどんどん深くなってしまいます。そのまま放置していると、肛門が狭くすぼまって、便が細くなり、排便するのが難しくなってきます。

あな痔(痔ろう)

痔ろう(あな痔)の画像
始めはスグにあな痔になることはなく、肛門の内部にある歯状線という部分には粘液を出す線があり、そこから細菌が入り込むと内部で炎症を起こしてウミが溜まります。

ズキズキとした激しい痛みと、38度~39度ぐらいの高熱を伴うこともあります。肛門周辺のウミが溜まっている部分が破れると直腸と肛門の間にウミのトンネルのような管ができます。

このような状態になれば、あな痔となり、外科的な手術をしないと完治しないと言われています。痔ろうの手術は括約筋を切除する開放手術と括約筋温存手術の2種類があります。

患部と括約筋を切除する開放手術は、再発は少ないのですが括約筋を切除するため肛門が緩むこともあり術後障害が懸念されます。括約筋温存手術は、括約筋をなるべく残しつつ痔を切除しますが、難しい手術な上に再発の可能性も高いというデメリットがあります。

痔を放っておくとダメな理由

痔を放っておいて悪化して頭をかかえる男性「恥ずかしいから」「医者にいくと手術されるから」「まだ小さいし痛くないから」理由はいろいろありますが、痔の症状があってもなかなか病院に行こうと思う人は少ないと思います。

ちなみに、あるアンケートでは痔を患っている人が病院に行かない理由の1位は「特に痛くないから」ということだそうです。

しかし、なんの対処もしないで痔を放っておくとそのまま悪化して症状が進行していきます。イボ痔が痛くない理由は、神経の通っていない直腸にあるためです。

痛くないからと痔をそのままにしておくと、痔が大きくなり出血したり、肛門の外に飛び出し痛みを感じたりするようになります。イボが大きくなって困るのが、大きくなるとイボ自体が排便時に飛び出してくるようになることです。

肛門から痔が飛び出ても最初のころは自然に元に戻りますが、進行してくると指で痔を押し込まないと戻らないようになってきます。

さらに病状が進行すると排便時以外でもイボが常に出たままで戻らない状態になり、肛門周辺の皮膚が炎症を起こしてしまいます。さらに出血をするようにもなります。

イボ痔以外の切れ痔やあな痔でも放置すると病状が進行してしまいます。切れ痔の場合は、激しい痛みになり、潰瘍になったり、肛門が狭くなり排便が困難になったりします。

あな痔の場合は、放っておいて悪化すると肛門から膿がでるようになり、発熱、激痛を繰り返すようになります。また、それでも放置していると外科手術をしなければいけない状態になってしまいます。

痔になる原因

肛門は毛細血管が多いため座りっぱなしで体重がかかり続けたり、排便時にいきむことで圧力がかかったり、冷えで血液の循環が悪くなることで痔になります。

また、健康的な排便でない場合(便秘や下痢)などには肛門に負担がかかるため症状を悪化させてしまいます。下痢は肛門に負担がかからないのでは?と思いますが、下痢の水様便でも肛門を通過するときの勢いが肛門の粘膜を傷つけ、そこに便がしみ込むことで炎症を起こしてしまいます。

他にも肛門に負担をかけて痔になるといわれている原因があります。特に便秘はいきむ上に硬い便が肛門を直接傷つけるので痔になる大きな原因の一つです。

便秘・下痢

痔に悪いのは「いきむ」ことです。便秘になると「いきむ」ことが多くなるので肛門に負担がかかり、痔核の原因になります。また、下痢も勢いよくです便が肛門を刺激し痔核や裂肛の原因となります。

ストレス

ストレスはすべての病気の原因になりえますが、痔にも悪い影響を与えます。ストレスは血行を悪くするので痔の原因となる「うっ血」を起こしやすくなり、同時に免疫力を低下させることになります。

体の冷え

体が冷えると血行を悪化させます。血の流れが悪くなると肛門での「うっ血」が起きるので痔になりやすくなります。冷えは湯船にゆっくりとつかる、足元や腰を常に温めることで予防できます。

アルコール

大量のアルコールは血管を膨張させ、肛門付近の血流量も増えるのですが静脈が血液を戻す力が弱いので肛門の「うっ血」を悪化させて痔の原因となります。あまりたくさん飲みすぎなければアルコールは大きな問題にはなりません。

トイレが長い

排便時にスマホをいじったり、本を読んだりしていると、いきむ回数が多くなり肛門へ強い圧力がかかります。さらに、便座に座っている姿勢自体が時にはあまりよくないので肛門への負担になることもあります。

香辛料の摂りすぎ

少量なら大丈夫ですが、多量の香辛料は消化されずにそのまま便へ混じって排泄されます。そのため、香辛料が肛門を刺激するようになります。健康な人でも唐辛子などを食べ過ぎるとお尻が痛くなったりします。

妊娠・出産

妊娠をするとお腹が大きくなるので肛門に負担がかかるようになります。また、黄体ホルモンの分泌が増え、便秘をしやすくなります。出産時にも「いきむ」ことが必要なので痔にはよくないことが多くあります。

長時間同じ姿勢

立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢で仕事をしていると肛門が「うっ血」しやすくなります。同じ姿勢でいるということは、肛門や周辺の血流にはよくありません。デスクワークなどで長時間座りっぱなしの人は多いと思いますが、休息をこまめに取って立ち上がり軽く体を動かす必要があります。

長時間座っている人の痔対策

お医者さんの円座クッション

「お医者さんの円座クッション」に座ることで体重が分散するため血のめぐりが良くなります。中央の穴に向かって、次に骨盤から末端に向かって2段階で血のめぐりがよくなるので、血流がとどこおることなく、坐骨神経や馬尾神経などを圧迫せずに長時間座っていても快適にすごせます。
URL:http://www.teihanpatu-cushion.com/

痔の治療

症状が軽い状態だと、市販の内服薬や座薬、軟膏などで治ります。 慢性的になってしまったり、完全に治癒させるには切除したり壊死させたりする手術しかありません。

予防するには、とにかく健康的な排便を心がけることです。便秘も下痢もどちらも良くありません。 腸内環境を整えて、唐辛子、アルコールなどの刺激物は避けた方がよいでしょう。

また、排便後の肛門を清潔にすることや、排便時にいきまないこと、毎日入浴して肛門の清潔と血流をスムーズにすることなども重要です。

手術しないで痔を改善できる方法

手術は怖い、会社や学校を休まなくてはいけない、医者に見せるのは恥ずかしい。そんな人には自宅でできる痔の改善メソッド、体質改善で薬の副作用もなく自分で痔を治せる画期的な方法です。

自宅で自分の好きな時間に取り組むことができるので医者に通えず痔に悩む人にはいいかもしれません。

手術しない!千里堂式 自宅でできる「痔」改善メソッド

痔は市販の薬で治る?

痔にはボラギノールやプリザエースといった、市販薬が販売されています。これらの薬で痔が治るのは、痔の状態によります。イボ痔のうちの外痔核の場合には治る可能性があります。しかし、ほとんどの痔には市販薬では完治することは難しいでしょう。

市販薬の位置づけとしては、痔の痛みや出血など症状を抑えることや、滞りなく排便をする手助けをするのみで完全に治癒させることはできないようです。薬を使うにしても、できるだけ医師の診察から症状にあったものを使った方が効果的です。

市販薬が有効なのは、なんらかの理由で医者には行けないけど、とりあえず今すぐ痛みやかゆみをなんとかしたいという場合です。

痔の原因:まとめ

痔は症状が進行してしまうと、外科的な手術が必要になるのでできれば早めに対処しておきたい疾患です。恥ずかしくてなかなか病院に行けないというのもわかりますが、ひどくなると便の度、座るたびに痛みで我慢できなくなります。

軽度な場合には、生活習慣や血流を改善することで自然に治ることもありますので肛門に違和感があったり、血便がでたりしたら早めに対処した方がいいでしょう。

痔の予防法や痔に良い食べ物、温泉などは以下のページをご覧ください。
痔の予防法を公開!痔によい食べ物や温泉も紹介




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